ボクシングは、腕力と精神力だけが全てではなく、相手の攻撃を足、上体、腕のガード等でかわして、スピードとコンビネーションで的確に相手の的を打ち抜く競技です。
もちろん相手向かって1歩踏み込む勇気も必要ですが、自分がこうすると相手はどう動くかを考え、瞬時に判断して次の動きにつなげる必要があります。トレーニングも実践を想定し、常に考えて工夫して自分なりの答えを見つけるいわば知的なスポーツです。
青学ボクシング部は1927年創部の歴史のある部活動で、現在は女子選手も一緒にトレーニングに励んでいます。大学生の本分は当然学業です。その中で大学スポーツとは?を学生自身が考え仲間と議論し良い環境を作り上げていってくれる事を期待します。
平成4年度卒
ボクシング部監督 北原 資亮