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第二回バトン日記②

こんにちは。青山学院大学ボクシング部に所属している、経済学部経済学科2年生チェ・グォンヌンと申します。

みんなさんはコロナで心配してるし、体にも気を付けてるので、今回の話はコロナについて語ろうと思います。具体的には、コロナによって発生する、未来に起こりうる良い点についてです。

コロナは現在、世界的に広がって、パンデミックを起こしており、まだ完璧に安全な国は一つもないのが現状です。このような危険な状況の中で、良い点などないと思う方も多いと思いますが、実際にはそうではありません。

 コロナによって良くなるのは、第一に、医療装備や技術、医療陣の拡充です。 先進国を含め、過去にはどこも病室や看護師が不足し、医療装備も不足しており、医療に関する先端技術を研究する技術さえ政府の低い支援であまり発達していない状況でした。しかし、コロナにより医療に関する関心と注目が高まり、支援金が増えて現在医療装備と看護婦、医療技術が過去と比べられないほど増えています。このような増加値を見ると、コロナが終わった後、私たちは医療に関してはさらに高いレベルのサービスが期待できると予想できます。また、コロナ感染者の経路把握のための連絡網の発達と病院間の相互連携率の上昇が期待でき、今後大きな交通事故が起きたとしても、速い通信網を利用してより早く、良い病院に移動して手術ができるようになるでしょう。

 二つ目は、オンライン技術の発達です。コロナによって人同士の物理的な接触と出会いが難しくなった今、ネットワークを使ったオンライン授業と業務を世界各国で行っています。これは、遠い未来に行われる授業やコンピューター関連業務に関して新しい方向性を提示しています。これは学校の授業や会社の業務が無人通信網とバーチャルリアリティ、つまりオンラインの中だけで行われる遠い未来の状況に備えて経験を積むことができる機会だとも考えられます。物理的交流が減ったとしても、社会的交流はオンラインの中で活発に行われている現状からみると、コロナが終わる時点で、世界中の人々のスマートフォンやノートパソコンの操作法などを知っているまたは活用できる人口の割合がそれ以前と比べて飛躍的に上昇するだろうと思います。これによりオンライン技術の注目度が上がり、より便利で速く、そして安全なオンライン環境で活動できる環境が構築されると評価することができます。

 コロナによって予想できる良い状況について、第三に、政府活動の透明性です。政府と政治というのは、過去と比べると本当に透明で良くなったと思うことはできますが、まだ一般国民である私たちが知らない点は多いです。 政府が隠して見せてくれない点に対して、私たちは知ることも関心を持つこともできないのです。しかし、コロナによって、各国国民が自国政府の取り組みに対して関心が高まった今、コロナだけでなく他の政治活動にも注目しはじめました。このように政府への関心が高まり、国民が政府に対する情報要求をすることが増えれば、コロナが終わった後、私たちはもう少し詳しい国の状況、政治状況について知ることができるかもしれません。

 

 異常がコロナによって生じる、未来の良い点だと思います。 もともとはボクシング部の話を書くつもりでしたが、みんなコロナを心配されたようで、肯定的な見方をしたくてこのような文を書くようになりました。

 

 今度入ってきた新入生である1年生の方々も、現在身体の直接的な交流をなるべくやらないようにしていますが、だからといって社会的な交流をやめろというわけではありません。危険もありますが、十分その状況の中で活動できる方法はいつも探していますし、ボクシング部も現在オンラインで連絡を取り合いながら安否を問い、運動について会議をして話を交わしています。そのため、危険な状況なので部活動をしてはならず、入ってはいけないではなく、危険な状況なので部活動を安全にやりながら、楽しく入部できるという考えを持ってみてはいかがでしょうか?

私ども青山学院大学のボクシング部はいつも新入生の方々の連絡を待っており、コロナのせいで家の中で身を守るのではなく、ボクシング部に入って家の中で身体を鍛える方法について話し合い、活動することが、新入生の皆さんにも未来の自分のために投資できる良い方法ではないかと思います。

 

では、自分の話はここまでです。ここまで読んでくれてありがとうございます。

どうか体気をつけてください。