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第一回バトン日記④

2020.4.18.sat.

 

 

こんにちは!ボクシング部、経営学科3年の清水 龍江(しみずりゅうえ)です!

 

皆さんはいかがお過ごしでしょうか?

 

僕はみんなに会えなさすぎて病気になりそうです。

まさに身にしみて周りにいる人達の大切さを感じています。

 

そしてボクシングに意気込んでいた僕の春休みも自宅で終わることになりそうですが、

こんな時でも1日は大切にして生きていきたいです。

 

ということで、オンラインで新学期が始まることになりました。イレギュラーな形になってしまい、今年の大学一年生はかわいそうだなあと思います。卒業式も入学式も無くなってしまい本当にお気の毒です。また、それとは別に新入生を見ると毎回、自分が入学した当時のことを思い出します。今でこそ、卑下して言ってしまう時がありますが、入学した時は本当に嬉しかったことを覚えています。そんな中先日嬉しいことに、入部を希望してくれている一年生の方と話しをすることができました。早くボクシングがしたいと言ってくれて、気持ちをはやらせているようでした。自分もSNSで会話することしか出来ず、もどかしい気持ちです。あーあーって感じです。コロナ本当に早く終わって欲しいです。

 

話は変わって、先日、通販で買った新しい香水が届いたので、ワンプッシュして嗅いだところ、めちゃくちゃな匂いがしました。くさすぎて病気になりそうでした。(下図)

 

 

この香水はネットで欲しかった香水を探していたところ、激安だったので、ついでに買ってしまったものですが、いくら安くても、いらないものはいらないのだと、身にも鼻にもしみて思い知る結果となりました。何事も勉強です。

 

ただし本当にクサく、このことに関しては、得た教訓より失ったもものの方が大きいと感じています。何事も勉強とはいうものの、たまにはしっかり受け止めて深く反省したいです。

 

ですがそこまで来ると興味も湧いてくるものです。僕はもしも死ぬまでに一つだけお願い事が叶うとすれば、この香水を作った人になんでそんなことしたのですか?と聞いてみたいです。それは失った鼻の細胞分を無駄にしたくないとなんとか頑張る気持ちではなく、純粋な興味から沸き起こる気持ちです。

 

あれでしょうか。ブルーチーズを嗅いだら、くさ!となりつつも、もう一回嗅いでみたくなる、あの感じのコンセプトなのでしょうか。そうだとすれば多少は理解ができるのですが、癖になる香りだったとして、それはもうくさい香りですし、やっぱり理解しがたいです。それか、あれでしょうか。タイヤ味のグミとか、ドンキホーテのスポット商品のように、変であるのが逆に正解なのでしょうか。だとしたら理解できますが、この香水はなんとも真面目な見た目をしており、そうとは思えません。悪質です。

 

話は変わりますが、その香水は本当にクサく、しばらく衝撃がやみませんでした。ここまで言えば、皆さんは多少嗅いでみたいと思うでしょうし、僕も直接共有したい気持ちがあります。ですが、失神したらどんな感じなんだろうとか、毒蛇に噛まれたらどんな感じなんだろうとか、興味があったとしても、あえてやってはいけない事というのが世の中にはあると思います。やっぱりその香水がどれ程クサかったか、僕から話で聞いてみるしかないと思うので、できるだけ繊細に解説していきたいと思います。

 

そこでまず見ていただきたいのですが(上図)、香水というのは大体、香る香りの順番によって、三つに分けられています。つけて最初に感じる香りはトップノートと言い図2でいうとピラッミッドの頂点の部分です。香水はここから、広がっていくように香り、最後に残る香りをラストノートと言います。バニラやムスクなどの甘いものが残りやすいです。

 

という事で図を見ていただくとわかる通り、香水をワンプッシュするとまず初めにスカンクの尻から出るあの最低な匂いと、柑橘系の匂いを足して二で割ったような匂いが鼻をつきます。一応スカンクの匂いが分からない人のために説明をすると、僕も嗅いだことがありません。ですが間違いなくスカンクの匂いです。ただし、この時点で得体の知れない甘ったるさがあり、既に胸焼けを起こしそうになります。

 

続いて最初の刺激臭が飛ぶと、得体の知れない香りが少しあらわになり、フルーティーな香りが広がり始めます。鼻の奥まで柔らかく充満していく感じです。図の通り、桃やマンゴーの匂いがします。ただし、フルーティーな香りといっても、それは腐敗臭であり、決していい香りではありません。目を閉じれば、そこは果物屋さんのゴミの山の中です。もう完全に腐っており、もともと香りの中に存在してないはずの微生物や小動物の姿までもが目に浮かびます。混沌としています。

 

そして終盤になってくると、というか最初から最後までそんなに変化はないのですが、徐々にベースで、ココナッツと甘い系の加齢臭が全体を支え続けていたんだと気づき始めます。ここまでくると、フローラル系の香りも入っているのか、一瞬ジャスミンっぽい素敵な香りも単体で感じることができますが、他の甘過ぎる香りと全く調和が取れておらず、すぐに他の香りにかき消されます。例えるなら辛過ぎるから砂糖を加えて中和させようとしたカレーです。食べたら、甘っ!とはなりますが、別に辛味成分が無くなっているわけではなく、その後ちゃんと時間差で辛さが来ます。甘辛くなるだけで味はバラバラなのです。つまりジャスミンが香ったからと言って、最低な甘ったるさはぬぐいきれません。

また、一瞬だけいい香りをチラつかせるところも最低です。クサいなら、ずっとクサくしておけばいいのに、一瞬いい香りがするせいで、直後によりクサいのです。例えるなら、大学の合格通知が来て、一瞬喜んだ直後に、やっぱり不合格でした、と言われるような感覚です。最初から不合格と言われれば納得できたのに、一回喜ばせて落差を大きくするからタチが悪いんです。しかもいちいち濃厚です。

そして最後まで、これでもかこれでもかと甘ったるさが襲ってきます。例えるなら、スイーツ食べ放題に行って、ホールケーキ丸一個とパフェとシュークリームを食べて、もう吐きそうになっているのに、無理して生クリームを口の中に絞る感じです。もう美味しくないだろ、みたいな。別に個々が悪いわけではなく、下品な食べ方をするから気持ち悪くなるのです。または、全身をブランド品で着飾って自信満々に歩いているのにダサい人と同じです。個々のアイテムは良いのに魂胆とコーディネートが下品です。この香水も下品です。とにかくスウィーティーなものをぶち込めば、最強スウィートになるだろうという浅はかな魂胆が見え見えです。というか食べ放題の方が自分の裁量で決められる分マシです。この香水は香りが絶えず襲ってきて両手両足を縛られているのと変わりません。

 

 

総評するとめちゃくちゃな匂いです。あと、釈明しておきますが、僕は潔癖症じゃないです。同じ車内の自分以外全員生ニンニク食べていても気にしません。

 

 

最後に皆さんに、本当に健康でいてください。僕も勝負の一年に決めた今年度の初めからいきなり練習が出来ず内心かなり焦っていますが、みんなの健康に比べたらボクシングの練習はどうでも良いので、頑張って引きこもります。また落ち着いたら応援していただけると嬉しいです。みんなで乗り越えましょう💪💪💪